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次の文章を読み、【ア】~【ク】に入る数を求めなさい。
ただし、同じ記号の場所には同じ数が入ります。
友子さんのお父さんの会社で、新しい携帯電話が作られました。
この携帯電話がどのくらい丈夫かを調べるために、
お父さんは携帯電話をビルの窓から落として
壊れるか壊れないかを調べる実験をすることになりました。
たとえば、ビルの11階の窓から落とすと壊れるが、
10階の窓から落としても壊れないと分かれば
「この携帯電話はビルの10階の窓から落としても壊れません」
と宣伝することができます。
いま、実験で壊してもよい携帯電話は2台まで、
落とす実験は10回までできるとして、
1階から最も高い階までについて、
落として壊れるかどうかを1階きざみで調べていくことができる
最も効率の良い手順について考えてみます。
もし携帯電話が1台壊れて残り1台だけになってしまったら、
そのあとは下の階から順に調べていくしかなくなるので、
1回目は【 ア 】階から落とすことにします。
ここで携帯電話が壊れずにすめば、
【 ア 】階より上の階についても同じように考えて、
2回目は【 イ 】階から落とすことにします。
もしここで携帯電話が壊れたら、
残りの1台を使って、あと8回以下の実験で
【 ア 】階と【 イ 】階の間の階を下から順に調べ、
それでも壊れなければ同じように考えて
さらに上の階から落とすということをくり返していきます。
すると、1階から【 ウ 】階までの階について、
落として壊れるかどうかを
1階きざみで調べられることがわかります。
このやり方で実験したとき、
1台目の携帯電話が最初の実験から数えて4回目に壊れ、
2台目の携帯電話が最初の実験から数えて
6回目に壊れたとします。
すると、3回目には【 エ 】階、
4回目には【 オ 】階から落としたことになるので、
「この携帯電話はビルの【 カ 】階の窓から落としても
壊れません」と宣伝することができます。
さらに、実験で壊してよい携帯電話が3台までで、
落とす実験が7回までできるときについても同じように考えると、
1回目は【 キ 】階から落とせばよく、
最も高くて【 ク 】階までについて、落として壊れるかどうかを
1階きざみで調べていくことができることがわかります。
考え方と解法例
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