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《図1》は一辺の長さが1の正方形を2個並べて、横1、 縦2の長方形をつくり、
その長方形と 点 A、B を結ぶ道をつけたものです。
図の中で点 A と点 B を結ぶすべての線が、通ることのできる道です。
《図2》は一辺の長さが1の正方形を3個並べて、横3、縦1の長方形をつくり、
その長方形と 点 A、B を結ぶ道をつけたもので、
《図3》は一辺の長さが1の正方形を6個並べて、横3、縦2の長方形をつくり、
その長方形と点 A、B を結ぶ道をつけたものです。
それぞれ 《図1》と同 じく、
点 A、B を結ぶすべての線を道として通ることができます。
次のような規則に従ってこれらの道を通り、
点Aから点Bまで移動することを考えます。
規則
「一回だけ左に1進み、それ以外は右または上に進む」
ただし、進む方向を変更できるのは正方形の頂点の場所だけです。
点 A にもどったり、点B からもどったりはできません。
また、規則に従うかぎり、同じ道を2回以上通ることも可能で す。
このとき、《図1》の点 A から点 B までの移動経路は 10 通りあります。
では、《図2》、《図3》 のそれぞれについて、
考えられる移動経路は何通りありますか。
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解法例
図2の場合
図の赤い部分を左に1回進む場合、
4通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
3通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
2通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
2通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
3通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
4通り、
全部で、4+3+2+2+3+4=18通り
図3の場合
図の赤い部分を左に1回進む場合、
10通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
6通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
3通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
8通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
9通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
8通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
3通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
6通り、
図の赤い部分を左に1回進む場合、
10通り、
全部で、(10+6+3)×2+(8+9+8)
=38+25
=63通り
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