比例と反比例の考え方
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1冊100円のノートを2冊買えば200円、3冊買えば300円です。
このように、一方が2倍、3倍、・・・になると、
もう一方も2倍、3倍、・・・となる関係を比例といいます。
2倍 3倍 4倍 5倍
1冊、 2冊、 3冊、 4冊、 5冊・・・・・
100円、200円、300円、400円、500円、・・・・・
2倍 3倍 4倍 5倍・・・・・
金額をY円、ノートの冊数をXとすると、
Y=100×X、で金額を求める式ができます。
このときの100にあたるのが1冊あたりのノートの値段で、
これは変化しません。
Y÷X=100、これはいつも一定です。
比例の関係を考える場合、
この変化しない決まった数に注目するとわかりやすくなります。
1冊なら、100円×1冊=100円
2冊なら、100円×2冊=200円
3冊なら、100円×3冊=300円
4冊なら、100円×4冊=400円
5冊なら、100円×5冊=500円
図に表すと↓こうなりますが・・・
原点を通る直線になりますね。
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次に、一方が2倍、3倍、・・・になると、
もう一方は1/2倍、1/3倍・・・となる関係を反比例といいます、
長方形の面積が60c㎡のときのたてと横の長さの関係を考えてみましょう。
たてが
10cm、20cm、30cm、40cm、50cm・・・・・
横は
6cm、 3cm、 2cm、 1.5cm、1.2cm・・・・・
たてが2倍、3倍、4倍、5倍・・・となると、
横が1/2倍、1/3倍、1/4倍、1/5倍・・・になっていきます。
反比例の場合の変化しない決まった数は何でしょうか?
面積の60c㎡です。
たてと横をかけた数ですね。
たてをX、横をYとすると、
いつもX×Y=60となり、一定です。
たて10cmなら、10cm×よこ6cm=60c㎡
たて20cmなら、20cm×よこ3cm=60c㎡
たて30cmなら、30cm×よこ2cm=60c㎡
たて40cmなら、40cm×よこ1.5cm=60c㎡
たて50cmなら、50cm×よこ1.2cm=60c㎡
図に表すと↓このような曲線になります。
タテ軸の数と横軸の数の交点は
両者を掛け合わせた決まった数になります。
比例する関係と反比例する関係を日常の世界から探してみてください。
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