動く歩道の速さと長さ(徳島文理中学 2012年)
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入り口から最初の部屋まで【動く歩道】で移動するアトラクションがあります。
じっと立ったままだと、この歩道に乗っている時間は18秒です。
文理君が、この歩道を1秒間に2歩のペースで歩いたとき、
歩道に乗っている時間は12秒でした。
歩道の動く速さは一定で、文理君の1歩の幅は常に50cm とします。
(1)文理君が普通の道をこのペースで歩くと、12秒間で何m 歩きますか。
(2)この【動く歩道】は、6秒間で何m 動きますか。
(3)この【動く歩道】は、何m ありますか。
(4)1秒間に 3歩のペースで歩くと、
【動く歩道】に乗っている時間は何秒になりますか。
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解法例
(1)1秒に2歩のペースで12秒歩くので、24歩歩くことになり、
1歩50cmなので、24×0.5m=12m とわかります。
(2)この【動く歩道】に、文理君と、立ったまま動かないA君が
同時に乗ったとすると、12秒後、文理君はA君より12m先の
【動く歩道の最後】にいて、A君は【動く歩道】に乗ったまま、
あと 6秒乗り続けて【動く歩道の最後】に着きます。
つまり、【動く歩道】は6秒で、12m 動くことがわかります。
(3)6秒で12m動くので、18秒かかる【動く歩道】は、
12×3=36m
あることがわかります。
(4)文理君が1秒に3歩で歩くと、その速さは、秒速1.5mです。
【動く歩道】は、秒速2mで動いているので、文理君が【動く歩道】に
乗ると、秒速3.5mで移動することになります。
よって、かかる時間(【動く歩道】に乗っている時間)は、
36÷3.5=72/7(秒)=10と2/7(秒)
と求められます。
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