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白色と赤色の同じ大きさの小さな立方体がたくさんあります。
これらの小さな立方体をいくつか使って大きな立方体を作ると、
大きな立方体の対角線(図のAG、BH、CE、DFの直線)上の小さな立方体は
すべて赤色でその他はすべて白色でした。
赤色の小さな立方体の数が49個のとき、
白色の小さな立方体の数はいくつありますか。
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こたえ
赤立方体が、対角線上にどのようこ並ぶかを考えます。
大きな立方体が、
1辺が3個の小立方体でできていれば(図1)、
対角線上に並ぶ小立方体は、1つの対角線で3個
したがって、合計は3個×4(対角線の数)=12個から、
各対角線が共有する中央の1個を3個分引き、
12- 3 =9で、9個になります。
1辺が4個でできている場合(図2)には、
対角線上に4個並び、合計は4×4=16(個)、
この場合は中央で共有する小立方体はないので、
16個がそのまま合計になります。
つまり、大きな立方体の1辺が、奇数個の小立方体なら、
対角線上に並ぶ小さな立方体の個数は、
1辺の個数(奇数)×4-3で奇数に、
また1辺が偶数個の場合は、
1辺の個数(偶数)×4で偶数になります。
したがって、赤立方体が奇数の49個あるということは、
各対角線上の個数の合計より3個少ないので、
1つの対角線上にある個数は、
(49+3)÷4=13個
立方体の対角線上にある個数=立方体の1辺にある個数なので、
小立方体の総数は、
13×13×13=2197個
白立方体=2197ー49=2148個。
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