----------------------------------------------------
下の8個の□に1~8の数字を1個ずつ入れて、
筆算を2通り完成させてください。
----------------------------------------------------
----------------------------------------------------
8つの□に入る数字を図1のようにA~Hとします。
まず、積が4けたでおさまるため、A=1です。
また、0は使えないので、H=5、Dは奇数の3か7とわかります。
■D=3のとき
一の位の計算3×5より、十の位には1がくり上がりますが、
Cが偶数の場合、そのくり上がりの1がそのままGに入り、
A=G=1となってしまうので、C=7としなくてはならず、
ここで4個の奇数をすべてを使い果たしたことになります。
するとG=6となり図2のようになります。
さらに十の位の計算7×5から百の位には3がくり上がりますが、
ここでまたBが偶数の場合D=F=3となってしまうため、
Bを奇数にしたいのですが、
奇数をすべて使い果たしてしまっているのでできません。
このためD=3では計算を完成できません,。
■D=7のとき
一の位の計算7×5から十の位には3がくり上がります。
ここでC=3とすると,3×5=15より,G=3+5=8となります。
ところが奇数をすべて使ったためにBには偶数が入ることになり,
図3のように,百の位にくり上がった1がそのままFになるため,
A=F=1となってしまい,条件に合いません。
このためCには偶数が入ることがわかり,
その結果,図4のように十の位にくり上がった3がそのままGになり,
残りのB,C,E,Fにはすべて偶数が入ることになります。
ここで注意すべきことは,Eは5以上の6か8で,
B=4では,百の位の計算からのくり上がりが2でE=7になり不適当、
つまり,BとEの組み合わせは,
(B,E)=(2,6),(6,8)しがないことがわかります。
●(B,E)=(2,6)のとき
(C,F)=(4,8),(8,4)のうち,
(8,4)の場合に図5のように筆算が成立します。
●(B,E)=(6,8)のとき
(C,F)=(2,4),(4,2)のうち,
(4,2)の場合に図6のように筆算が成立します。
----------------------------------------------------
----------------------------------------------------
----------------------------------------------------
下のファミリーページにもどうぞ! ↓
問題+解法のセット集→「算数解き方ポータル」
どう解く?中学受験算数
パズルのような算数クイズ
算数オリンピック問題に挑戦!
全国170中学校の入試問題と解法
これが中学入試に出た図形問題!
公式、法則、受験算数の極意
中学受験算数分野別68項目へ
解けるかな?算数の難問に挑戦!
大人だって解ける、受験算数
中学受験算数、分野別解法集
図で解く算数
大人の脳勝算数
難問、奇問、名作にチャレンジ!
フォト&ムービーで見る、不思議な世界
にほんブログ村
中学受験算数解法1000→「イメージでわかる中学受験算数」
最近のコメント