シルエット錯視
シルエット錯視は、スピンするダンサーが時計回りに回転しているようにも、あるいは反時計回りに回転しているようにも見える双安定錯視で、これは、奥行きの視覚手がかりがないことによっておきる現象です。
ダンサーの腕は身体の前を通って回転しているのか、後ろを通って回転しているのかわからず、どちらと見るかで、回転が時計回りか反時計回りかが決まるわけです。また、シルエットの性質から表面情報もないため、ダンサーの顔の向きをどう見るかで、床に着いた脚の左右判断も変化してきます。
スピンするダンサーだけでなく、サーファーや立体でも同じ現象が見られます。
左右まわりのサーフィン
ときどき反対に回る窓
右回りか?左回りか?
どちらに回っている?右?左?
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